人気アイドルグループ・嵐が2020年いっぱいでの活動休止を発表したことを受け、一部で櫻井翔の政界進出説が浮上している。

 たとえば1月には「週刊女性」(主婦と生活社)のネット版「週刊女性PRIME」は、「これまでは現役アイドルですから、それを理由に即刻断ることができましたが、2021年以降は、ちょっとハードルが低くなる」と報じている。

 そうした観測が流れる背景には、櫻井の輝かしキャリアがある。慶應義塾幼稚舎からエスカレーター式で慶應義塾大学に進学したという高学歴を誇り、2006年からは報道番組『news zero』(日本テレビ系)でキャスターを務めるなど、報道というジャンルでも一定の評価を得ている。

 さらに櫻井の父は総務省事務方トップの総務事務次官まで上り詰め、2016年には東京都知事選への出馬も取り沙汰された。現在は電通執行役員なども務めているが、テレビ局関係者はいう。

「現時点で櫻井に政界入りする気があるとは考えられません。自ら2021年以降のドラマや映画への出演オファーを呼び掛けているくらいですから。もっとも本人の意思はともかく、一部スポーツ紙では、すでに自民党から何度か出馬オファーを受けているとも報じられているだけに、政界から期待の眼差しを向けられていることは確かなのかもしれません」

 櫻井以外で以前から政界進出を噂されているタレントといえば、歌手のDAIGOの名前が挙げられる。竹下登元首相の孫で、好感度が高いタレントして定評がある

「16年に女優の北川景子と結婚しましたが、結婚後、北川のほうがよりいっそう仕事に力を入れ始めました。やはり政界入りとなれば夫人の支えは必要になってくるでしょうから、北川の今の仕事のペースを見る限り、DAIGOと北川にその考えはないでしょう。DAIGOも2月に公開された映画『フォルトゥナの瞳』での演技がとても好評で話題になっており、俳優として活躍の場を広げるのではないかと期待されているだけに、わざわざ政治の世界に入ろうとは思わないでしょう」

 政治家にとって“夫人の支え”が重要とはよくいわれるが、「結婚秒読み」とまで報じられていた元テレビ朝日アナウンサー小川彩佳と破局していたことが昨年明らかに。その小川アナは今年2月に突然、一般男性との結婚を発表し、3月にはテレ朝を退社した。嵐の活動休止も重なり、櫻井にとっては政界進出よりも、プライベートと仕事の両面においてまずはしっかりと基盤を固める時期なのかもしれない。
(文=編集部)



(出典 news.nicovideo.jp)


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